先輩社員紹介
T.T
職種:番組ディレクター
入社年:2016年

この仕事(会社)を選んだ理由は?
仕事内容はイメージ通り?
私は幼い頃からテレビっ子でした。芸能人の軽快なトークに笑い、見たこともない絶景に感動し、信じられない規模の実験に心踊らせ…私にとってテレビは最も身近な媒体であり、同時に最もかけ離れた夢の世界でした。おそらく多くの人がそうだと思います。テレビはあくまで「見るもの」。しかし、そんな番組の中にたま~に出てくるディレクターやAD。その姿を見た時に、毎日自分が見ている番組も「誰かが作っている」んだなと、ふと気付きました。今思えば至極当然のことに気付いただけなのですが、私にとってその気付きが大きな転機となり、「誰かが作っている」から「自分も作ってみたい」になり、この業界を目指しました。今では毎日番組作りに追われながらも、楽しく貴重な体験をさせてもらっていると思います。私の作った番組を見て、誰かが同じようにこの業界を目指してくれたら嬉しいです。
一番嬉しかった瞬間は?
ひとつの番組が放送されるまでに、企画から台本作り、ロケに編集と、番組の規模にもよりますが何ヶ月もかかることは少なくありません。毎日遅くまで作業し、自分の納得のいくまで作り込んだ番組が無事放送された時は、いつもこの上なく嬉しい気持ちになります。エンドロールに流れる自分の名前を見る時がピークです。その後は大体エゴサーチ、SNS上で「面白かった!」という意見を見かけた時は心の中でガッツポーズです。もちろんその逆もありますが。
一番苦労した思い出は?
正直最初の内は毎日苦労の連続でした。学生時代、専門的なことを学んでいた訳ではなく、台本を作るのも、編集をするのも、初めての経験ばかりでしたので。その分刺激的で楽しい毎日でしたが。未経験で飛び込んでも「これから何をしたいか」でいくらでも頑張れる世界だと思います。
コッソリ教えたい…おいしい話
大きな声では言えませんが、ディレクターという職業は結構おいしい思いができます。
担当しているグルメ番組では、下見や打ち合わせと称してお店に伺い、紹介する看板メニューを実際にいただきます。自分で食べないと、その美味しさを視聴者に伝えることはできませんからね。(もちろん会社のお金でです)気に入ったお店は後日プライベートでお邪魔して「この間はどうも〜」なんて通ぶったりもできます。
海外ロケや県外での仕事も多いです。ある番組では、年に一度2週間ほど沖縄に滞在していました。(もちろん会社のお金でです)後日友達と旅行して「沖縄は結構来てるから案内するよ〜」なんて通ぶったりもできます。このように、仕事を通じて様々なグルメを食べたり、観光地を巡ったり、人と出会うことができるのが、この仕事の一番の魅力かもしれません。毎日決まったデスクで決まった作業をするのは退屈だなぁという方にはうってつけの仕事だと思います。
この業界を目指す学生へメッセージを!
私の師匠の言葉を引用させてもらいますが、静岡県の人口がおよそ370万人です。つまり、1%でも視聴率を取れば3.7万人がその番組を見た計算になります。10%なら37万人。全国放送ともなればその母数は桁違いです。もちろんそんな単純計算ではありませんが、自分の努力を数万人に見てもらえる仕事というのはそんなに多くはありません。テレビ離れが叫ばれる昨今ですが、「自分の好きなこと」「自分の感じた面白い」を静岡県中に…全国に届けることができるテレビという媒体は、まだまだ夢に満ちていると個人的には思います。もちろんその分大きな責任を伴う訳ですが。会いたい芸能人がいる。見てみたい絶景がある。きっかけは何でも構いません。自分の「やりたい」を実現するために、テレビを利用してやろうと思える方は、本気で目指してみる価値はあると思います。




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